大腸内視鏡
大腸内視鏡(大腸ファイバー)とは?
大腸内視鏡では、肛門から内視鏡を挿入して、大腸を検査します。大腸がん・大腸ポリープ・潰瘍性大腸炎の発見に効果があります。また、ポリープが見つかった場合、その場で切除することができます。
大腸内視鏡(大腸ファイバー)で検査できる疾患
大腸(直腸・結腸)の疾患全般
- 大腸がん・大腸ポリープ・潰瘍性大腸炎・種々の大腸炎・クローン病など
下痢・下血、便秘、便潜血陽性、便が細いなど、便やお腹に違和感のある方は、内視鏡検査を受診されることをおすすめします。
特に女性の方では、「大腸ファイバーは恥ずかしい」と抵抗感のある方は多いのではないでしょうか?そういった不安を軽減するため、検査用のパンツに履き替えて頂いています。おしりの所に紐が付いていて、検査の時に紐をほどけば、肛門の部分だけが開くようになっているので、お尻を出さずに検査ができます。
大腸内視鏡(大腸ファイバー)の症例紹介
当院にて発見された症例の一部をご紹介致します。
一括切除にて根治的切除となっています。日帰り手術で対応しました。
日帰り手術で対応しました。
検査の流れ
大腸内視鏡検査の場合、前もって前処置薬をお渡ししなければなりません。そのため、内視鏡検査のみを希望される場合でも、一度来院下さい。
STEP01
前処置
来院前にご自宅にて前処置薬を服用して頂きます。前処置は便通状態で異なりますが、若い方で2~3時間、長い方では6時間かかることもあります。
STEP02
受付
受付を済ませ、検査時間になりましたら検査着に着替えて頂きます。
STEP03
(前処置)
ご自宅での前処置が不安な方、ご高齢の方、足腰の弱い方、軽度の認知症の方は、当診療所にて看護師の指導の下、前処置を行います。
STEP04
前処置
薬の注射検査の前に、腸の働きを抑える注射をします。(約1分)
STEP05
検査
大腸内にポリープが無ければ15分程度で検査は終了します。ポリープがある場合は検査時に切除します。検査時間はポリープの数によって変動します。
STEP06
結果のご説明
服を着替えて頂いた後に検査結果を説明致します。
検査費用
検査費用は基礎疾患などの状況により異なります。
大腸内視鏡検査は保険診療ですので、検査費用に大きな差はありません。
| ポリープの無い場合 | 約5,000円~6,000円(初診料など含む3割負担分) |
|---|---|
| ポリープを切除する場合 | 約25,000円~35,000円(ポリープの数・大きさにより異なります) |
| 生検を行う場合 | 約9,000円~15,000円(初診料など含む3割負担分) |