ピロリ菌とは?放置するリスクと検査・除菌治療について
2026.06.17
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の粘膜に生息する細菌です。
感染しても症状がないことが多いため、自分では気付かないまま何十年も過ごしている方も少なくありません。しかし、放置すると胃の健康に大きな影響を及ぼす可能性があります。
ピロリ菌に感染すると慢性的な胃炎を引き起こし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因となるほか、胃がんの発症リスクを高めることが知られています。
特に慢性胃炎を指摘された方や、ご家族に胃がんの方がいる場合は、一度検査を受けることをおすすめします。
ピロリ菌の有無は、胃カメラ検査や血液検査、尿検査、呼気検査などで調べることができます。
感染が確認された場合には、抗菌薬などを用いた除菌治療を行います。除菌に成功すると胃潰瘍の再発リスクが低下し、将来的な胃がんリスクを減らす効果も期待されています。
ただし、除菌後も胃がんのリスクがゼロになるわけではありません。
特に長期間感染していた方では、除菌後も定期的な胃カメラ検査による経過観察が重要です。
胃の不調が続く方はもちろん、症状がなくても気になる方はお気軽にご相談ください。