- 早期の胃がん・大腸がんなら9割の方が完治できます
- 胃がん・大腸がんは治療できない病気とあきらめていませんか?胃がん・大腸がんが発症しても、早期がんなら9割の方が完治できます。しかし、進行がんの場合だと4~6割で死亡してしまいます。早期の段階でがんを発見することが、胃がん・大腸がんの治療に繋がります。
- 早期がんは無症状、進行がんでも症状が無い場合が多いです
- 胃がん・大腸がんを治療するには、早期の段階で発見することが大切ですが、早期がんの場合、自覚症状が出るのはまれです。進行がんの場合でも、胃痛や胸焼けなどの症状が出ることがありますが、無症状の場合が多いです。つまり、早期がんを発見するためには、自覚症状の無い段階、定期健診で見つける以外には難しいのです。
- 内視鏡検査が重要な理由
- 胃がん・大腸がん細胞は表面(内腔側)から生まれ、大きくなっていきます。内視鏡の場合、胃がん・大腸がんが生まれる表面から直接観察することができ、エコーやCTなどの外側からの検査と比較しても高精度の検査と言えます。
透視(レントゲン)と比較した場合、透視は映像が白黒です。一方、内視鏡はカラーの映像で、形に加え色で判断することが可能です。早期がんの場合、病変はわずかな色の変化のみ、という場合もあり、色の判断が重要になります。
さらに、内視鏡検査の場合、生検(病変かどうか疑わしい細胞を採取し、顕微鏡で調べること)が可能で、これにより診断を確定することができます。
すなわち、内視鏡による定期的な検査を行うことで、胃がん・大腸がんを早期に発見する可能性が高くなると言えます。